企業献金 CMスポンサー 同一企業

 小林製薬もビッグモーターもこれでもかと言うほどテレビCMを流していたが、同時に多大な企業献金自民党に投じていた。

 企業、自民党、マスコミ一体化して、国民を食い物にしている構造である。

 政党助成金を廃止するか、企業献金を認めるかどちらかにして欲しいものである。

映画「オッペンハイマー」を観た

 映画「オッペンハイマー」を観た。NHKの映像の世紀バタフライでオッペンハイマーの特集を見ていたので、そのようなドキュメンタリー的なのものと思っていたが、しっかり映画としてずしりとくるものであった。

 共産主義と反共産主義、人類を絶滅する兵器を延々とつくる狂気。救いを見出すのが難しい。

You are not alone.We are with you.

  岸田首相の得意げなアメリカでの演説の言葉である。しかし、アメリカとの密接な軍事協力は自衛隊を米軍の指揮下に供出する以外の何物でも無い。

 チリのようにアメリへの依存を逃れようとして、アメリカ主導の軍事クーデターに屈した国のことを思えば、戦後日本のとってきた政策はあながち間違いではないのかもしれない。

 しかし、世界を視野に入れた日本独自の道を模索することは出来ないものだろうか。

阿部正弘 日本の国論 まとめる努力

 阿部正弘にまつわる見延典子の「敗れざる幕末」を読んだ。福山藩の関藤籐陰の活躍を書いた本であるが、藩主の阿部正弘の側要員の役目をした人で、阿部正弘の業績が書かれている。

 開国に及んで、外様大名から庶民に至るまで意見書を出させた。勝海舟の意見など見所あるものは取り立てた。

 27歳で老中首座につき、38歳で亡くなっている。幕府の主流派は何もしようとしない中、水戸藩薩摩藩など尖った勢力を取り込み実効性のある政策を探った。財政立て直しのために北海道から、樺太、国後択捉まで福山藩を始め、数藩の調査隊を派遣するなどし、関藤籐陰も2年に渡って調査をしている。

 井伊直弼が力で状況を押し切ろうとしたのと対照的である。

そのうちより 今のうち

 「咲いて 散って また咲く」が去年お寺の掲示板に掲げられていた。今年もまた桜の美しい季節となり、ジョギングのコースにこのお寺の前を走った。「そのうちより 今のうち」と今年は掲げられていた。

金の値段が 10倍に

 日本経済最盛期のころと比べて、金の値段が10倍になっているという。

 これは、円の値打ちが10分の1になっているということも出来る。

 まだまだ、金の値段は上がりそうであり、恐ろしい話である。

NHK 下山事件 見る

 NHKのドラマとドキュメンタリー「下山事件」を見た。国鉄の総裁がアメリカの意に沿わない事で虫けらのように惨殺され、その捜査がアメリカ及びその意向を理解した日本政府の力によって止められた事を言い切っている。

 よくここまで放送したと言えると共に、この放送で何も変わらない事に驚く。

 反共は共産党の恐ろしさを膨らませ、やりたい放題が許されてしまう。