加藤典洋の「僕が批評家になったわけ」を図書館で手に入れて読んだ。 橋本治と並び、独自の読み解きを示してくれた人であった。2人ともほぼ同時に亡くなってしまったことが残念である。 改めて、戦後の文化を根本から考えさせてくれる偉大な人であった。

久しぶりに図書館で西村賢太の小説を借りて読んだ。 私小説作家として安定な地位を築いた感があり、逆に危うい気もするのが魅力でもある。 独自の世界を貫いてほしい。

神戸の震災から２５年がたった。たったこの前の出来事であった気がする。 自分が高校３年生のとき、丁度敗戦後２５年であった訳であるが、当時戦争は遠い過去の出来事で自分には関係のないことだと思っていた。 両親や祖父母にとっては決して過去の出来事と…

サウジアラビアで安倍首相はムハンマド王子との会談で中東の平和を呼びかけているようである。 ムハンマド王子はカショギ氏暗殺の首謀者であり言論の自由の敵であるはずである。 マスコミはこのことに全く触れず、意図的に触れないのが正しいのかもしれない…

岡山の地下一番街の通りの広場の掲示板に絵手紙の展示があった。 「自分の機嫌は自分で取る」という文字が躍っていた。 家庭では、妻の機嫌を取ったり、機嫌を取ってもらったりすることをお互い当てにしたりせず、自由に振る舞うようにしたいものである。

町田康が３年にも渡って断酒をしているそうである。 何故酒を飲むのか、何故おいしいものを食べるのか。意外と、ほしくもないのに、見栄を張って食べたり、飲んだりしていることが多い気がする。 そもそも迷わず手が出るとき以外は、飲まない、食べないのが…

イランとアメリカの関係が悪化している。アメリカの国家的なテロ行為によるものと言っても過言ではないような気がする。 このような状況で、自衛隊の調査派遣を強行することは無理があるのではないだろうか。 冷静な対応を望みたいものである。

年末から娘夫婦とともに妻の実家でゆったりとした時を過ごすことが出来た。正月も終わったと言うことで放送大学にDVD授業を見るため行ったが、明日まで正月休みということでしまっていた。 月末に試験があるのである。学習意欲をそぐような日程に首をかしげ…