2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

戦争への 後ろめたさ 誰もが感じていた

憂国忌の50年の節目が何事も無く過ぎてしまった。戦争を生き抜いた人が誰もいなくなる前に、戦争を検証する作業は行われないまま終わりそうである。アジアで2千万、日本人が3百万の人が死んだ。戦後の復興時には、誰もが生き残った後ろめたさを胸に口をつぐ…

防衛費 増やしていかねば ならぬのか

防衛費が今年も増えていきそうである。アメリカの防衛計画に合わせ、中国を牽制するために必要であると言うことなのだろうが、こちらが増やせばその分向こうも増やす事になり、きりが無い。 環境問題や災害対策は、世界的な協力が必要な課題であり、これに積…

憂国忌 今年は丁度 50年

三島由紀夫が市ヶ谷でクーデターを試み、自決して50年がたつということで、NHKが特集番組を流していた。 5年後の彼の生誕100年は、昭和100年な訳であるが、明治158年でもある。 今や昭和も明治とあまり変わらないぐらい昔となりつつある。

推薦入試 いよいよ 開始

今週末より、指導している生徒たちの推薦入試が開始する。 コロナ禍で、本番入試が不透明な中、推薦入試の意味は大きい。 力を出し切ってくれることを祈るのみである。

しっかり噛む にっこり笑う 明るく歩く

福山市のシニア向け標語 しっかり噛む にっこり笑う 明るく歩く だそうである。 しっかり噛むから始まっているところが、なかなかいいと思う。

RCEP 始動する 自由貿易誰のため

RCEPが始動するようである。自由貿易に肯定的な報道がなされているが、自由貿易は大資本に有利で、日本も含め東南アジアの多様な豊かさが失われるのが目に見えるようである。 不自由さを受け入れる度量を持つのも文化だと思うのだが間違いだろうか。

戦争に 勝つとは 何だろう

管内閣は日米安保条約に尖閣諸島が含まれることを確認したと喜んでいる。 ところで戦争とは何なんだろう。戦争に勝ってかつてのようにその土地を支配したり住民を奴隷のように使うことは到底考えられない。勝つことによって何の利益も得られない。 安全保障…

野球が 終わると見るテレビなし

野球が終わった。今テレビ欄を見て、見るものが無いことにがっかりする。 香港では自由が奪われていると言うが、日本のテレビの均一性はひどい。どの番組も中途半端でがっつりと中身の濃いものがない。じっくり見ると腹が立つものが多い。 テレビ関係者が何…

78歳 そこから始まる バリバリ現役

数年前、先輩からの年賀状に「80まで現役で!」という文面に失笑したものであるが、80までは働かないといけないかもしれないと思い始めている。 翻って今回のアメリカの新大統領である。78から世界で最も過酷と思われる仕事に就くことになるようである。…

植物採集 見るだけでない 面白さ

中学受験の生徒のためにとの思いで毎週植物を集めては見せることを続けている。実際に手に取って触っていることになるのであるが、見ていただけの時と比べ、その奥深さに戸惑うほどである。 今日は葛のツタにつく実、クチナシの実、フヨウの実などを採集した…

佐多稲子 手に取ってみて 面白さに業天

図書館で個人全集が並ぶ中、キャラメル工場の名前だけ知っている佐多稲子の本を手にした。 戦後の作品である「体の中を風が吹く」を一気に読んでしまった。プロレタリア作家のイメージが強かったが、労働運動については全く触れず、男女間の気持ちをしっかりと…

図書館で 仮名書きの書に 癒やされる

図書館で陳列してあった「一度は書いてみたい百人一首」という本を手に取って驚いた。 達筆で読めないのだが、書と一体となって歌が命を得たかのように存在感を示すのである。 借りてきて折に触れ、開いたページの書を味わっている。

学術会議 レベルが低いと 国会議員が言う

昼時に、国会中継を見ていると自民党議員が学術会議を透明なものにしないとレベルが低い状態が続くという内容のことを言っていた。 恐れ入った。美濃部達吉の天皇機関説を国会で意気揚々と批判したときから、議論が成り立たない社会が定着したようである。 …

住民投票 僅差で大事なことを 決めることに反対した

大阪都構想の住民投票が反対多数に終わった。 大事なことを僅差で決めてしまうことに大阪市民は危惧を感じたのだと思う。 しかし、賛成が上回ってしまうかどうか本当に紙一重であった。 ちょっとしたことで大事なことがどっちに転ぶかわからないのは恐ろしい…