2020-01-01から1年間の記事一覧

正月が すぐそばに来たが 勝手が違う

コロナ禍に脅かされるまま新年を迎えることになる。今年は娘も帰ることがかなわず、さみしい正月となる。 災害や疫病に耐える生活が今後も予想されるが、どのように生きていくことになるのか。

博士課程 その貧困ぶりに 驚いた

日本の博士課程の人たちの年間収入は100万円をきるのが普通であるとNHKの番組が放送していた。 研究内容が高度なため、アルバイトをする余裕も無いことが原因であるらしい。 研究に没頭する人を支える仕組みがほとんど無い学問や文化に対して冷淡な世…

年賀状 書かねばならぬ 時期となる

やっと年賀状を買った。もう書かねばならぬ時期となった。 しかし、クリスマスも正月も今ひとつピンとこない。 なんとか、年内に書きましょう。

村田沙耶香 海外に翻訳されている のも頷ける

図書館で久しぶりに村田沙耶香の作品を読んだ。山崎ナオコーラや小山田浩子などにも言えることだが、セックスについて女性を超えた視野が心地よい。 海外で多く日本の女性作家の本が翻訳され、注目されているのがわかるような気がする。

夫婦別姓 イージス艦より 後回し

夫婦別姓はこの内閣ではレールに乗らないようである。祖先を敬い、その文化を受け継いでいく上で、姓を残すことは大事なことだと思うのだがどうであろう。 国を守ると言うことは、文化を守る事であり、軍事に先駆けて、議論を行う必要がある。

第九には 四つの楽章 あることを知る

日曜日、クラッシック音楽館を見た。ベートーベンの生誕250年を特集したものが続いているが、今週は第九について解説つきで、バーンシュタインの演奏を放映していた。解説が心地よい感じでもあり、込められたベートーベンの思いやシラーの詩の意味など感慨深…

国会の 虚偽答弁が インパクトなし

桜を見る会の問題で、検察が動いているようである。この問題では、ホテル側の領収書の存在を総理大臣が国会の場で明確に否定しているものを疑うのかと強弁していたのを思い出す。 あれだけのことを言った事実がうやむやのまま終わりかねない。検察の動向云々…

坂田藤十郎 追悼の映像 堪能す

日曜日、Eテレで古典芸能への招待において、坂田藤十郎の追悼映像を見た。 相変わらず、解説つきでないとわからないのではあるが、演目の忠臣蔵を楽しむことができた。 ゆったりした時間が無いと楽しめないのがネックと言えばネックであるが、見れば見るほ…

戦争への 後ろめたさ 誰もが感じていた

憂国忌の50年の節目が何事も無く過ぎてしまった。戦争を生き抜いた人が誰もいなくなる前に、戦争を検証する作業は行われないまま終わりそうである。アジアで2千万、日本人が3百万の人が死んだ。戦後の復興時には、誰もが生き残った後ろめたさを胸に口をつぐ…

防衛費 増やしていかねば ならぬのか

防衛費が今年も増えていきそうである。アメリカの防衛計画に合わせ、中国を牽制するために必要であると言うことなのだろうが、こちらが増やせばその分向こうも増やす事になり、きりが無い。 環境問題や災害対策は、世界的な協力が必要な課題であり、これに積…

憂国忌 今年は丁度 50年

三島由紀夫が市ヶ谷でクーデターを試み、自決して50年がたつということで、NHKが特集番組を流していた。 5年後の彼の生誕100年は、昭和100年な訳であるが、明治158年でもある。 今や昭和も明治とあまり変わらないぐらい昔となりつつある。

推薦入試 いよいよ 開始

今週末より、指導している生徒たちの推薦入試が開始する。 コロナ禍で、本番入試が不透明な中、推薦入試の意味は大きい。 力を出し切ってくれることを祈るのみである。

しっかり噛む にっこり笑う 明るく歩く

福山市のシニア向け標語 しっかり噛む にっこり笑う 明るく歩く だそうである。 しっかり噛むから始まっているところが、なかなかいいと思う。

RCEP 始動する 自由貿易誰のため

RCEPが始動するようである。自由貿易に肯定的な報道がなされているが、自由貿易は大資本に有利で、日本も含め東南アジアの多様な豊かさが失われるのが目に見えるようである。 不自由さを受け入れる度量を持つのも文化だと思うのだが間違いだろうか。

戦争に 勝つとは 何だろう

管内閣は日米安保条約に尖閣諸島が含まれることを確認したと喜んでいる。 ところで戦争とは何なんだろう。戦争に勝ってかつてのようにその土地を支配したり住民を奴隷のように使うことは到底考えられない。勝つことによって何の利益も得られない。 安全保障…

野球が 終わると見るテレビなし

野球が終わった。今テレビ欄を見て、見るものが無いことにがっかりする。 香港では自由が奪われていると言うが、日本のテレビの均一性はひどい。どの番組も中途半端でがっつりと中身の濃いものがない。じっくり見ると腹が立つものが多い。 テレビ関係者が何…

78歳 そこから始まる バリバリ現役

数年前、先輩からの年賀状に「80まで現役で!」という文面に失笑したものであるが、80までは働かないといけないかもしれないと思い始めている。 翻って今回のアメリカの新大統領である。78から世界で最も過酷と思われる仕事に就くことになるようである。…

植物採集 見るだけでない 面白さ

中学受験の生徒のためにとの思いで毎週植物を集めては見せることを続けている。実際に手に取って触っていることになるのであるが、見ていただけの時と比べ、その奥深さに戸惑うほどである。 今日は葛のツタにつく実、クチナシの実、フヨウの実などを採集した…

佐多稲子 手に取ってみて 面白さに業天

図書館で個人全集が並ぶ中、キャラメル工場の名前だけ知っている佐多稲子の本を手にした。 戦後の作品である「体の中を風が吹く」を一気に読んでしまった。プロレタリア作家のイメージが強かったが、労働運動については全く触れず、男女間の気持ちをしっかりと…

図書館で 仮名書きの書に 癒やされる

図書館で陳列してあった「一度は書いてみたい百人一首」という本を手に取って驚いた。 達筆で読めないのだが、書と一体となって歌が命を得たかのように存在感を示すのである。 借りてきて折に触れ、開いたページの書を味わっている。

学術会議 レベルが低いと 国会議員が言う

昼時に、国会中継を見ていると自民党議員が学術会議を透明なものにしないとレベルが低い状態が続くという内容のことを言っていた。 恐れ入った。美濃部達吉の天皇機関説を国会で意気揚々と批判したときから、議論が成り立たない社会が定着したようである。 …

住民投票 僅差で大事なことを 決めることに反対した

大阪都構想の住民投票が反対多数に終わった。 大事なことを僅差で決めてしまうことに大阪市民は危惧を感じたのだと思う。 しかし、賛成が上回ってしまうかどうか本当に紙一重であった。 ちょっとしたことで大事なことがどっちに転ぶかわからないのは恐ろしい…

菊花展 岡山後楽園で 堪能す

久しぶりに後楽園に行った。菊花展が開催されており、秋も深まったことを感じた。 今年は福山城公園は改修工事のためか菊花展が催されていないようで寂しく思っていたが、やはり秋の菊はいいものである。

橋田壽賀子 文化勲章は 考えられぬ

橋田壽賀子が文化勲章を受章するようである。 文化に対する概念が私の思っているものとは変わってきたのだろうか。学問や芸術を希求する人に対する賞として、文化勲章はあるものだと思う。橋田さんの作品はそれで立派なものだと思うが、芸術として評価する内…

井伏鱒二 味わいの深さ ゆったりと

井伏鱒二の「太宰治」を読んだ。太宰との深い交友が書かれており、 加藤典洋の太宰論を読んだ後なので感じるものが多かった。小沼丹の解説も興味深かった。

核兵器禁止条約 発効が決まり 興奮す

核兵器禁止条約の批准国が50カ国に達し、発効が決定した。190カ国のうちの50カ国であるが、発行が決まったことは大きな前進である。 核兵器を非人道的兵器と見なし、それを保有することが許せないという国が過半数に達するよう前進して行くことを期待…

戦争を 朝ドラ雰囲気 伝えてる

朝ドラで戦争の雰囲気を伝えているのに感心した。 戦後、ラジオドラマや映画において、生きることを真剣に考えるテーマを持ったものが多く、重い内容のものを受け入れられたのを不思議に思っていたが、戦争に邁進した過去を一人一人抱えていたことが背景にあ…

歯止め無く 政権独裁 不気味なり

教育基本法も武器輸出の禁止も、集団安保も思い通りにされてきた。 このような中で、とうとう学問に対するリスペクトも歯止めとならなくなったようである。 官邸の決めたことを批判しても無駄という風潮が恐ろしい。

学術会議 このまま 問題無く終わるのか

学術会議の任命問題があるにも関わらず、平然と外遊を首相は行っている。 このまま終わるようであれば、学術会議は意味を持たないので、解散をする以外無いと思うのだが‥‥‥

今年もまた 無事級友と 酒酌み交わす

同窓会は開かれず、今年は級友と酒を酌み交わすこと無く今日まで過ぎたが、なんとか今年もまた、小学校以来の級友三人で酒宴をともにすることができた。