2020-11-07から1日間の記事一覧

佐多稲子 手に取ってみて 面白さに業天

図書館で個人全集が並ぶ中、キャラメル工場の名前だけ知っている佐多稲子の本を手にした。 戦後の作品である「体の中を風が吹く」を一気に読んでしまった。プロレタリア作家のイメージが強かったが、労働運動については全く触れず、男女間の気持ちをしっかりと…