裏を見せ 表を見せて 散る紅葉

 散る桜 残る桜も 散る桜 というのが、良寛さんの句であるという。

 良寛さんがこのような威勢のよい句を作るのかと、気になってネットを調べると、どうもあとで良寛さんのものとされるようになったもので、彼の作ではなさげである。

 その調べでは、タイトルにのせた句が彼の辞世の句ということである。