紋付きは 背中に紋が ついている

 内田樹の本をブックオフで買って読んでいる。これがなかなか面白い。

 彼は合気道の師範なのであるが、日本人の気の読み方は紋付きが背中に紋がついていたことと無縁ではなかったとの主張をしている。

 背中に家紋をつけ、後ろから人に家を代表した存在として見られていた。

 外に出ると、周りに注意を怠らないのは大人のたしなみであった。