少年の眼に映った満州 力作です

 「少年の眼に映った満州」という本が中国新聞に紹介されており、ゲットした。昭和12年生まれで、昭和18年夏に親子5人で満州に渡り、昭和21年に引き上げた人の記録である。

 子供の目で見た満州が語られている。

 弟が病死したが、他の家族がそろって帰ることが出来て幸運であったが、不幸な事件に遭遇した様子も控えめな表現で書かれている。

 満州も含め、戦前の日本とは何であったのか、生きている人がいなくなる今こそ、いろいろな面から考えてみる必要があるのではないだろうか。