島本理生 ナラタージュ 読む

 中国新聞の連載小説で島本理生の作品を読み、感心した。大きな事件を起こして平穏に生きていくことが書かれているのだが、周りの人間は皆自分の問題を抱えていて、他の人間と深く関わろうとしない時代なんだと思い知らされる。

 今回ナラタージュを買って読んだのであるが、女性と男性という枠を超えた面白さを感じた。