技能実習生制度 どう捉える

 技能実習生制度が安い外国の労働力確保のために利用されていて、それが当たり前のことのようになっている。給料の未払いなどという事態まで出ているのは日本人として恥ずかしい限りであり、保証が速やかに行われることを願う。

 これを見て思うのは戦前戦中の徴用工の保障の問題である。今の日本においてさえこの有様であることから考えて、当時彼らが誠実に給与を受け取っていたとは考えにくい。当時の労働に見合う保証を今からでも検証し直す努力はすべきだと思う。個人の権利の問題であり、国家間で勝手に解決すべき問題では無い。