古市泰宏氏 死去 扱い小さい 合点いかず

 古市泰宏氏の死亡記事を読んで、ビックリした。mRNAのキャップ構造を発見した人だという。小さい記事なので思わず見逃しそうになったが、mRNAを考える上で重要な構造で、不安定なmRNAを安定化する働きがある。今回のコロナワクチン開発に直接関わる構造でノーベル医学生理学賞の候補として期待されていた人だという。

 ノーベル賞を受賞すると大騒ぎするが、外れたら見向きもしないとは馬鹿馬鹿しさにもほどがある。